2020年8月7日、山の湿地に シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)が出現していた。
この山の湿地は前年(2019年)の8月10日が初訪問であったが、その時、若いシオカラトンボの姿を見い出して驚いた記憶がある。シオカラトンボは普段の野周りフィールドでは4月末頃に姿を現し始める蜻蛉である。
画像 1 シオカラトンボ 未熟なメス
画像 2 シオカラトンボ 成熟したオス
今まで姿を現すこともなく、どこで活動していたのだか、成熟したオスの姿もあった(画像 2 )。
画像 3 当日羽化と思われる未熟なオス
かと思えば、当日に羽化したような未熟なオスの姿もあった(画像 3 )。
画像 4 メスの単独産卵 8月14日
そんなシオカラトンボだが、8月14日には産卵する姿も観られた。前年も産卵は確認しているので、シオカラトンボはこの山の定住蜻蛉であろう。
シオカラトンボはどこにでもいる蜻蛉のようである。