10月13日、北西風がひんやりとする日。気が向いたので外出してみた。
電車を降りて、初めての場所を訪れてみた。
目的地に向かう道端にマルバルコウ(丸葉縷紅)・
Ipomoea coccinea の花が目立った。小振りの花だが、花冠のオレンジ色が、ちょっと離れたところからも眼を惹いた。
帰路にマルバルコウの花でも撮影しようと思いながら、目的地を目指した。
目的地を確認した後、気の向くままに移動した。川沿い(もしかしたら用水沿い)に、マルバルコウが咲いていた。薄紫色のアサガオ(朝顔)・
Ipomoea nil も咲いていた。それと、見慣れた、マルバアメリカアサガオ(丸葉亜米利加朝顔)・
Ipomoea hederacea var.
integriuscula も咲いていた。
マルバアメリカアサガオと思ったものは、葉が丸葉でなく、ヘデラセア葉だった。初見のアメリカアサガオ(亜米利加朝顔)・
Ipomoea hederacea であった。
その、アメリカアサガオの花筒の中に虫が見えた。青虫系の幼虫だ。
画像1 アメリカアサガオの花筒の中に虫が見えた先ずは、開花前、蕾の状態で、一かじりされた食痕の残る花冠。この花筒に頭を突っ込んでいるのは、日ごろ眺めている、覚えたての、オオタバコガの幼虫によく似ていた(画像1)。
次に、別の花筒に頭を突っ込んでいるのは、これも、覚えたてで、日ごろ眺めているハスモンヨトウの幼虫のようだった(画像2)。
この日の朝、我が家で見たハスモンヨトウの幼虫が、「尻近く、背面の三角模様」だった。よく似ていた。
画像2 別のアメリカアサガオの花筒にも虫が見えた撮影の都合で、花筒から出てもらった。そしたら、私の見ている前で脱糞した(画像3)。
「襟巻きのような黒色の模様」が確認できたので、ハスモンヨトウの幼虫と判った。
画像3 見ている前で脱糞画像1 の虫は、花筒に頭を突っ込んだまま、まだ食事中だった(画像4)。
画像4 画像1 の虫。まだ食事中この虫も、撮影の都合で、花筒から出てもらった。
踊るようなしぐさが、10月3日の記事「マルバアメリカアサガオを訪れた虫たち」・
http://gombessa.sugo-roku.com/Entry/18/の「マルバアメリカアサガオを食べたオオタバコガの幼虫」を連想させ、毛(刺)の生え具合が、まさに、オオタバコガの幼虫だった(画像5~6)。
画像5 花筒から出てもらった
画像6 花冠の外へ移動したトリミングした画像を眺めると、頭部と上半身(?)の毛(刺)に花粉が目立った(画像7)。
画像7 花粉が目立つ初めて訪れたの場所で、初めて、アメリカアサガオ(亜米利加朝顔)を見たときの大宝恵(おぼえ)。
物指しを持っていなかったのと、ついでの撮影と観察だったので、体長は測定しなかった。
マルバルコウの花は別記事として記すかも知れない。
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