月に二、三度通る道端に深紅(Magenta (Pink-Purple))色のアサガオが咲いていた。
道路脇の法面に密生して咲いていて見事であった。ちょっと観察したら、マルバアサガオ(丸葉朝顔)、
Ipomoea purpurea だった。10月24日のことであった。
画像1 Magenta (Pink-Purple)色のアサガオ10月31日に、再訪する機会があったので、撮影した。
天気予報では「夕方から曇りとなり、雨の降る所がある」とのことだったが、実際には、雲行きが怪しく、雨がぱらついたり、雨雲に日が遮られたりした。
と、撮影条件は好くなかったが、せっかくの機会だったので撮影を試みた。
画像2 葉と横姿。棘のある茎はナワシロイチゴ
画像3 明日咲く蕾
画像4 花後の様子・子房がほんのり膨らんでいる
画像5 萎んだ前日の花と、今日の花
画像6 明後日開花の蕾
画像7 萎んだ前日の花
画像8 花後は花柄が垂れる帰途に通ったら、西日が当たっていたので撮影してみた。
画像9 花と、葉の様子
画像10 横姿10月24日に見たときは、もしかして、この花色が、マルバアサガオの原種(※1)ではないか。などと、淡い期待を抱いた。
しかし、園芸種の'Crimson Rambler'(aka Bright-eyed Girl)が野生化しているだけであると、自分なりの結論に至った。
'Crimson Rambler'は、カタカナで表記すると、「クリムゾン ランブラー」。または、「クリムゾン ランブラ」だろうか。
「Crimson」は「深紅色の」または、「深紅の」の意味らしい。そして、「Rambler」は
「蔓(つる)」を意味するらしい。
別名の'Bright-eyed Girl'は、まだ調べていない。でも、なんとなく、画像1などの様子や、実際の花から想像できるような気もする。
つるバラにも、'Crimson Rambler'という品種があるという。
'Crimson'は、日本語wikipediaによると、「濃く明るい赤色で、若干青みを含んで紫がかる。彩度が高く、色彩環上ではマゼンタと赤の中間に位置する」とのこと。
※1 マルバアサガオの原種の情報がないので、原種の色具合が不明。後記事「二日目のマルバアサガオ」・http://gombessa.sugo-roku.com/Entry/25/の、濃い紫色(濃紫色)の花のマルバアサガオの色の抜け具合を見ていたので、もしかして、「原種」ということが頭をよぎった。 しかし、DavesGardenの'Crimson Rambler'を見て、「原種」の期待はなくなった。 ---
(aka Bright-eyed Girl)の「aka」とは、 「also known as」の略。直訳、「別名」。
参考サイト
http://davesgarden.com/guides/pf/go/51631/
PlantFiles: Tall Morning GloryIpomoea purpurea 'Crimson Rambler'PR