◇2023年3月11日にイカリモンガ(錨紋蛾・碇紋蛾)の吸蜜を目撃した。厳冬期の日光浴に出た姿を見ることがなく、初見が吸蜜だった。
2022年の記録が整理出来ていない。よって、記憶に因ると、イカリモンガを厳冬期に2回確認している。特に1回目の目撃は、成虫越冬する鱗翅目で1番早いものだった。それは、日光浴に飛び出た姿であった。
そして、春の兆しを感じ取れる3月になって、3回目の目撃をした。それは、今回のタイトル「イカリモンガの吸蜜」と同じ光景だった。
と、前年の不確かなイカリモンガの目撃記憶だが、本年の鱗翅目の成虫越冬する種の目撃は、1月9日のテングチョウ(天狗蝶)から始まり、ニホンセセリモドキ(日本挵擬)、ルリタテハ(瑠璃立羽)、キタテハ(黃立羽)、キタキチョウ(北黃蝶)と続いていた。
しかし、イカリモンガの姿を見ることがなかった。そんなことで、イカリモンガのことは気になっていた。
そんなときに、柳の仲間に吸蜜にやってきたイカリモンガを目撃した。厳冬期の姿は見ることができなかったが、なんとなく一安心した。
イカリモンガが吸蜜に訪れてたのは、柳の仲間だが、勉強不足で種名は不明。それなりに観察して調べれば種名が判るのだろが、気力不足で観察できずにいる。
それでも、タチヤナギ(立ち柳)ではないかなどと思っている。2013年3月に「フィールド」カテゴリにイヌコリヤナギ(犬行李柳)の記事を書いたが、その頃は関心を持った未知の植物は観察して種名を調べた。蜻蛉に夢中な現在は、時間不足もあるが、植物名まで手が回らなくなっている。
2024年3月6日、ニホンセセリモドキの漢字表記「日本挵擬」をタブレットから追記。
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