◇2023年3月11日、越冬期のホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)を確認。3月7日から10日までの間が観察できずに気掛かりだった。テレビ番組で10年に一度の暖かさなどと騒いでいたが、山の温泉で湯治中だったのでどうにもならなかった。
この日の観察地はそれなりの高温だった。7日から10日までは、成虫越冬種たちが活発に活動したのではないかと推測するだけである。
いつもなら、湯治から戻ると、疲れで寝込むのだが、この日は成虫越冬種探索に出かけた。観察地が気になって仕方がなかったのである。
そして、厳冬期でないのは残念だが、待望のホソミオツネントンボを見ることができたのであった。
ホソミオツネントンボを確認したのは1個体だけだった。
前年は3月11日から4日間だけ水辺に越冬保護色の枯葉迷彩のホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)とホソミオツネントンボが集結するかのように出現したことがあった。ホソミイトトンボが多数で、ホソミオツネントンボが少数だった。
前年と同じその水辺でホソミオツネントンボの姿を見たのだが、ワクワクしてしまった。厳冬期でないのは残念だが、奇しくも昨年と同じ初見日であった。
画像 1 水辺に出てきたホソミオツネントンボ♂ 2024.12.25画像を貼付
画像 2 ホソミオツネントンボ♂ 同一個体 2024.12.25画像を貼付
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