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Gombessa

植物や昆虫などの生物は和名を表記するように心掛けている。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」を目標にしている。

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マルバアサガオを訪れた虫たち

8月24日、ハラビロカマキリ
朝、カマキリがいた。カメムシもいた。
支柱が3本のプランタに、カマキリとカメムシがいた。それぞれ、支柱の頂部付近で、じっとしていた。カマキリは左の支柱。カメムシは中央の支柱。
本来なら、記録撮影をするところだ。が、この朝は、農薬噴霧を予定していた。

ホコリダニ、ハダニの予防と駆除目的で、マラソン乳剤の2000倍希釈液をすべてのアサガオに噴霧した。
成り行きで、カマキリとカメムシにも農薬のミストが掛かってしまった。ハダニ類はボロボロと落ちたが、カマキリとカメムシには即効力はないようだった。

農薬噴霧の作業を終えて、カマキリを見に行くと、カマキリは中央の支柱に移動していた。そして、私の目の前で、カメムシを捕獲した。あっという間の早業だった。
デジカメを持っていかなかったことを悔いた。
即座にかぶりつくのかと思ったが、右の鎌でカメムシを確保しながら、おもむろに、左前脚を舐めだした。
カマキリの食事を眺めている時間はなかったので、その場を離れた。



画像1  食後に移動したハラビロカマキリ


農薬噴霧の用具を片付けて、デジカメを持って、カマキリを見に行った。カメムシは最後の一切れになっていた。
風による被写体ぶれと、手ぶれで、まともな画像が撮れなかった。
それでも、画像から、前脚の基部の、数個のイボ状突起と、前翅中央部の白い斑から、ハラビロカマキリと判った。

日中は姿が見えなかったが、夕刻は、朝と同じ左の支柱の上部にいた。葉の表面につかまっていた。こちらから見ると、陰。しかし、触角がはみ出ていたので、その存在がばれてしまった。
尻を見て、雄と確認した。
ハラビロカマキリ(腹広螳螂)でも、雄は雌ほど腹広ではないようだ。

8月25日、イチモンジセセリ
夕刻、昨日のハラビロカマキリ君がいないかと思い、支柱が3本のプランタを眺めた。
そしたら、薄茶色の何かが蔓につかまっていた。セセリチョウのように見えた。
散歩のときに見掛けるセセリチョウは、忙しく移動している。ところが、このセセリチョウはじっと蔓につかまっていた。今宵のねぐらのつもりだったのだろうか。それとも、気温が下がるまでの、翅休めだったのだろうか。



画像2  マルバアサガオの蔓で休むイチモンジセセリ


撮影した画像から、後翅の白い点が4つ、ほぼ直線に並び、そして、白い点が下に行くほど大きいことが確認できた。以上のことからイチモンジセセリ(一文字挵)と判った。

この記事では、
ホコリダニ、ハダニ、タカラダニ、コナジラミなどは記載しない。
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