曜斑点(spotted)だか、Milky Way(ミルキーウェイ)だか不明のマルバアサガオ(丸葉朝顔)、
Ipomoea purpurea の曜部の斑点の色の変化と、その色の表現の話。
9月24日は、日照条件か、気温の都合がよかった。それと、在宅時刻の都合が合ったので、マルバアサガオ、
Ipomoea purpurea の曜部の斑点の色の変化が撮影できた。
アサガオは、5枚の花弁が融合した合弁花。そして、それぞれの花弁の中央を、アサガオでは曜と呼ぶそうだ。
画像では、曜部の微妙な色の加減の表現は難しい。でも、時刻変化による色の変化の雰囲気は撮れたようだ。
早い時刻には、薄青色だが、午前になると、画像1・画像2 のような藤色に変わる。
画像1 午前
画像2 午前時刻が進むと、画像3・画像4 のように青色が抜けてくる。
画像3 午後・画像1 のもの
画像4 午後・画像1と画像2 のもの時刻が進むと、曜部の色の変化と共に、萎み始めて、花冠が5角形になってしまう。しかし、この日は、午後になっても、花冠がほぼ円形の状態で、曜部の色の変化したものを見ることができた。
ところで、このアサガオを初めて見たのは、昨年の9月のこと。
フィールドにて、野生化しているものを見たのが初めてだった。
初めてのときは、白い花に血が付着している。と、思った。気持ち悪かったが、怖いもの見たさで、近づいて見た。血に見えたものは、近づいて見ると、小豆(あずき)色の斑点だった。アサガオに似ている花で、未知の花だった。
初めて見た花だったが、Webで調べて、葉の形、垂れる果実の様子などから、マルバアサガオらしいと判った。
数日後訪れたときは、斑点は青色だった。そして、その日の昼頃、訪れたときは、斑点は小豆色に変わっていた。それによって、曜部の斑点の色が時間の経過と共に変化するということも判った。
再び、曜部の斑点の色の変化と、その色の表現の話。
このマルバアサガオは、花の色は白で、曜部に斑点がある。そして、曜部の斑点の色は時間の経過と共に変化する。曜部の斑点の色は、早い時刻には、薄青色だが、午前になると、藤色に変わる。そして、午前も時刻が進むと、小豆色(血の色)へと変わっていく。
曜部の斑点の色の変化の表現は、追記または、別記するつもりだが、現状で、個人的には、「シアン系からマゼンタ系に変化する」と表現するのが適切と思う。