◇2020年に山の観察地での3種目の蜻蛉はアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)のオスだった。6月17日、小さな糸蜻蛉を発見。
未知の糸蜻蛉ではないかと、わくわくしながらファインダを覗いたが、ローカルでも見られる、既知のアジアイトトンボのオスだった。
画像 1 アジアイトトンボ ♂
画像 2 アジアイトトンボ ♂は腹部第9節が水色をしている
イトトンボ科アオモンイトトンボ属のアジアイトトンボ、この山の湿地に定住しているとは思えない。果たしてどこからやって来たのだろうか。
また、撮影場所から、画像の体勢はメス待ちの状態。いずれ、メスもやってくるのだろか。
この稿を執筆している直近の訪問が9月の18日だが、初見日の6月17日以来一度も見かけていない。
--- 追記 2020年10月10日
アジアイトトンボを毎年観察している野周りフィールドの溜池での今年の初見は3月28日だった。
もっとも、その日は当日羽化した未熟なメスだった。そして、4月3日に成熟した体色のオスを確認した。本稿の画像のような体色である。
PR