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Gombessa

植物や昆虫などの生物は和名を表記するように心掛けている。その、同定については、「当たらずといえども遠からず」を目標にしている。

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記憶だけのミヤマアカネ

「山の蜻蛉紀2020」で山の湿地での2020年に確認(記録撮影)した蜻蛉を初見日順に記してきたが、ミヤマアカネ(深山茜)が初見順から漏れてしまった。記録の不備でミヤマアカネの画像データが見つからないのである。
 ミヤマアカネは2019年と2020年の観察から、この湿地の定住蜻蛉ではなく、何かの理由で飛来してきただけの蜻蛉である。と、推測している。

 推測の根拠は以下による。
 別の観察地のことだが、低標高ながらアキアカネ(秋茜)の越夏地があり、アキアカネの群れの中でナツアカネ(夏茜)とともに過ごすミヤマアカネを確認している。個体の都合で避暑をするのだろう。
 また、この山の湿地では、2019年8月に1例1匹だけ(画像 1 )。2020年は記憶頼りだが、2例3匹だけの確認であった。確認数が少なすぎる。




画像 1 ミヤマアカネ 未熟♂ 2019年8月17日  

 以上のことから、ミヤマアカネは飛来してきただけの蜻蛉である。と、推測した。
 ただ、2020年の2例目が交尾・産卵だった。今年(2021年)の観察で、羽化個体、未熟個体や羽化殻でも発見できれば興味深いものがある。

 参考記録として、2019年のマユタテアカネ(眉立茜)の画像も貼っておく(画像 2 )。10月5日に確認した山の湿地で最後の初見種である。その日に雄を2匹確認した。
 なお、2020年は10月21日まで足を運んだが、一度もマユタテアカネの姿を見ることはなかった。
 マユタテアカネも何かの理由で飛来してきただけの蜻蛉であったのであろう。




画像 2 マユタテアカネ 成熟♂ 2019年10月5日  

 2020年のミヤマアカネの画像が発掘できたら、追加で貼るつもりでいる。

   ---   2021年7月13日追記 オオシオカラトンボも目撃
 断片的な記録を眺めていたら、2020年7月2日にオオシオカラトンボを目撃していた。このオオシオカラトンボも何かの理由で飛来してきただけの蜻蛉であったのであろう。その後は姿を見ることもなかった。





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