8月11日、ウスバキトンボ(薄翅黄蜻蛉)の集団がやって来ていた。ウスバキトンボの確認は前年(2019年)が8月17日だった。
未だ2年の観察だが、前年並みの飛来日ということになるのだろうか。
画像 1 止まったウスバキトンボ ♀
ウスバキトンボは摂食飛行と休息の姿しか見ていない。繁殖行動をする姿は見ていないので、山の湿地や周囲の峰に飛来してくるだけの蜻蛉のようである。
熱帯系で卵期間と幼虫期間が短く、年に多世代の成虫発生が可能な蜻蛉としてしられている。また、日本国内では冬が暖かいごく一部の地域を除き、幼虫、成虫とも越冬できないということになっている。
個人的には謎が多く疑問の塊りのような蜻蛉である。普段の野周りフィールドでは初見日(飛来日?)を記録している。その時期が近づくと観察定点へ足を運ばないと気が済まなくなるのである。
もっとも、終見日もきちんと記録しようと思うのだが、こちらは未整理のままである。終見日の記録は個人的な今後の課題である。
--- 参考(過去の記事)
過去に、
蜻蛉紀に「
我が家に泊まったウスバキトンボの雌」 2017/09/23 Sat. を記したことがある。
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