ほとんど一面に、無尽蔵と思えるほど、メドハギ(蓍萩)の原である。
クズ(葛)とコセンダングサ(小栴檀草)の草藪を数分間かき分けると、メドハギの原の一角に到達する。メドハギの他には、メマツヨイグサ(雌待宵草)も目立つ。夫々の草丈が高いので、いやおうなしに目に付いてしまう。
ある場所で、オオニシキソウ(大錦草)が目に付いたので、かがんだ。
そしたら、メドハギの茎に白っぽい埃でもたかっているのかと思えるものが見えた。間近で見ると花のようだった。
画像 1 メドハギの花
肉眼ではまともに見えなかったので、ファインダ越しに覗いたらメドハギの花だった。
メドハギは初めて観察する植物。この一帯に無尽蔵の如く生えている植物。春から、名前不詳の植物として気になっていた。
画像 2 蕾を付けたメドハギ
7月20日に、名前不詳の植物が蕾を付けているのに気づいた(画像 2)。そのことにより、名前不詳の植物がメドハギらしいと判った。
それから2週間後の8月3日、初めて見るメドハギの花が咲き始めていた。
メドハギ(蓍萩・筮萩)
マメ科ハギ属
Lespedeza cuneata
木本のように見えるが、草本とのこと。
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継続観察の結果により、加筆・画像追加の可能性あり。
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